昨日、北九州市で行われたジャズライブに出かけてきましたよ。
新し目な情報は、大体ラジオで得ることが多いのですけど、渡辺香津美さんとTOKUさんのライブの情報は、JRの駅で配られていたうちわで知りました。
☆パステルホール入口
表にも裏にもぎっしりとライブ情報が印刷されていて、その中にTOKUさんの名前があったのです。それは、老舗百貨店内のそこまで大規模ではないホールで行われるという、初心者にもやさしいジャズライブ。百貨店とあって交通の便もよく、気軽に立ち寄れる場所です。
えーと、「MOZU」のロケ地としても知られ、一時期「MOZUごっこ」をする方が続出したとか。それは置いといて。
TOKUさんとの“はじめまして”は、数年前。「ほぼ日」からのライブ配信でした。その夜集結したミュージシャンの一人が、フリューゲルホルン奏者にしてボーカリストであるTOKUさんだったのです。
甘い中に微かにハスキーなトーンが混じる歌声に魅せられ、生で聴きたいなあ…とずっと願っていました。
渡辺香津美さんのギタリストとしての活動が、今年45周年を迎えます。この夜のライブは、その記念ライブでもあるとのこと。スペシャルゲストとしてセッションするのが、TOKUさん。
主催者の方のお話にもあったように、「渡辺香津美さんの演奏が最初にあって、TOKUさんはあとで唄うという感じになるのかと…」と思っていたのです。が、この日のために渡辺香津美さんのお家も含め、さまざまな場所で準備を重ねてきたお二人。本番では最初から最後まで、渡辺香津美さんとTOKUさんがステージで(途中休憩を挟み)素晴らしい演奏を約2時間、たっぷりと聴かせて下さいました。
関係者のみが入場したゲネプロでも、大きな拍手が起こったそうです。
☆終演後は大雨
小学生のとき「TO CHI KA」に出会って以来、TOKUさんにとって渡辺香津美さんは憧れの存在。「今日は胸がいっぱいです…」と繰り返していらっしゃいましたよ^^
TOKUさんの歌声で聴きたいな、と思っていた「Fly Me to the Moon」も最高でしたし、「TO CHI KA」からは3曲。
他にもビートルズ・ナンバー、ジャズのスタンダードと飽きさせないセレクトでした。「スペイン」もよかったな…乾いた風が吹いてくるようで。
アドリブ合戦も聴き応え、見応え充分。パーカッションの人がいるんじゃないか、キーボードの人がいるのでは、と思わず我が目を疑ってしまうほどの音の分厚さ。
二人だけのステージだなんて、信じられない…本当に素晴らしかったです。
TOKUさんのMCが、また素敵な低音で「よく“眠くなる”って言われます」ですって。
「こんな感じだけどテンションは高いんです…でも言ってることは堅くなっちゃった。きっとマネージャーがびっくりしてると思います。胸がいっぱいです」
夢叶いました。 ライヴ中、胸いっぱいでした。 小学生の時に初めて聞いた @watanabekazumi さん、 そのアルバム「To Chi Ka」から3曲も。。ふーー。。。 たくさんのお越しをありがとうございました! pic.twitter.com/W4DWuMoBNI
— TOKU (@tokujazz) August 31, 2015
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お二人のステージでの共演、なんとこの夜が初めてだったとのこと。お二人にとっても、特別なライブだったのですね…
ほんとに素晴らしかったです☆素敵な夜をありがとうございました。
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