「種まく旅人 夢のつぎ木」の舞台挨拶に行って来ましたよ^^
前日(鳥取を震源とする地震)、当日(大分で震度4の地震)とも大きな地震に見舞われ、心配したり心配していただいたりしながら、岡山のイオンシネマを目指しました。
この回は上映後の舞台挨拶。メディア取材があったり、警備の方がいらしたり、ちょっぴり物々しい感じです。
*映画の感想
映画はあたたかくて懐かしくて、夏の匂いが感じられます。
先日訪れた駅の風景がスクリーンに映し出された途端、あの日の強い緑の香りがよみがえってきて、最初から目頭を熱くしていました‥
ユーモアもあり、涙もあり、静かに心を満たしてくれる作品でしたよ。野菜も果物も美味しそうだったな。工さんの食べっぷり、見どころの一つです(他にもたくさん見どころがあります♪)。
オリジナルの物語なのだけど、すごくすごくリアリティがあって。それは、誰もが抱えている悩みや夢についてを思い起こさせるパワーや深い愛情が、この映画にあふれているからなのだと思います。
*舞台挨拶(イオンシネマ岡山)
映画の余韻がほやほやな中、佐々部清監督、高梨臨さん、斎藤工さん、あかいわモモちゃんの登場です。モモちゃんの手を引いてエスコートする工さん、照れくさそうなモモちゃん。会場が一気に和やかな空気に包まれます。微笑ましいことこの上ありません(「段差をエスコートして好感度をあげている」そうですけど、こまやかな気遣いは工さんならでは)。
*自己紹介
高梨臨さんは普通に自己紹介をされてましたが、工さんは
斎:高梨臨です!
監督は
佐:井上順です!
男性陣は茶目っ気たっぷりの自己紹介となったのでした。
工さんに至っては
斎:体の桃に似た部分に桃のタトゥを入れました
と意気込み(?)を語ってくれましたよ🍑
*岡山の印象
高:暑かったけれどだんだん慣れて、元気が出ました。土地の力というか、私にあっているのだろうと思います
斎:奇遇ですね、一字一句そのまま高梨臨さんと同じです!(会場笑)そうですね、横のつながりがしっかりしていてあたたかさを感じました
佐:一字一句そのまま(会場笑)
監督は、プロデューサーと赤磐を訪れた時に「ここで映画を撮れるだろうか」と、いろいろ構想が湧いたようです。
また、工さんは「東京ではできないことができた、最近の映画は人物のアップなどを多用して説明的なものが多いように感じる」と映画通ならではの感想も。
*佐々部組の印象
高:年齢層がとても幅広かったので、あったかい雰囲気でした
斎:佐々部監督の作品はその土地に根ざしたもの。最近は説明的な映画が多い中、(佐々部監督の作品は)とても丁寧に作られていく。東京ではなかなかできないことをやっています
*高梨臨さん、斎藤工さんの印象
佐:しっかり準備ができていた。台本を覚えているだけではなくいろいろな準備がしっかりできていたので、現場で何かが変わってもすぐに対応できた。二人が現場で台本を広げているのを見たことがない。立派な映画女優、映画俳優。台本を暗記しているだけだと、いっぱいいっぱいで他のことができなくなってしまうけど、二人はそんなことはなかった。
斎:何か現場で変わったことありましたっけ(^_^)?あれかな
高:違うよ、ほら
とある事情で🍤が🐙に変わっても大丈夫です(是非、映画の中でご確認を)
工さんは「僕に〇〇〇の要素があるから脚本が変わったんですね」と次回の確定申告に向けて拳を握ってました(これもネタバレになるのでぼんやりとしか書けない)
*好きなシーン
佐:撮影中、二人のあるシーン(予告編映像でその一部を見ることができます)を撮影していた時に母が亡くなった。だからこの映画の中で一番印象的、好きなシーンです
*監督と主演のお二人から、最後に
映画は出来上がって終わりではなくて、観てもらって初めて「映画」になります。どうぞ広めてください。夢を持つこと、夢を見ることを馬鹿にしたり、闇を描いた作品が喜ばれる風潮がありますが、あったかい映画で笑って泣いて「よかったね」と映画館を後にしてほしい。
岡山で生まれた桃のように、この映画を皆さんと一緒に全国に出荷していきたいと思います。
メディア関係者のフォトセッションの後は、特別に1分間だけ私たち観客も時間をいただいて、撮影することができました。貴重なひとときをありがとうございました(「動画はダメですからね〜音を消すアプリとかあるでしょ?いろいろ知ってるよ」などとじわじわ観客を焦らせる工さん(^_^;))
そして、大きな拍手に送られて‥やっぱり工さんはモモちゃんを優しくエスコートして‥みなさん退場されたのでした。そういえば、会場前の通路で監督をお見かけしましたよ♩
全国公開もまもなくです。楽しみに待ちましょう♪
*おまけ
MCの方にふられたのに、映画の中に頻繁に出てくるあるセリフをわざと言わない工さん(笑)
このセリフ、最初は「ん?」と不思議なのだけど、最後のほうでは同じセリフなのに、それはそれは心に沁みました。
*ロケ地赤磐の写真を再度アップ
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