初めてこの人を見たのは、とある保険会社のCMだった。
大型犬を洗っているのだが、犬が途中で逃げてしまうというシーンが印象に残っている。確か4~5年前によく流れていたはずだ。
これだけで、誰だかわかったあなたは鋭い(笑)
出演作品は多岐に渡る。
記憶に新しいところでは「運命の人」だろうか。主人公のライバルでもあり、友でもあるという役どころ。
だが、この人と言えばやはりこの台詞。
目標はタダひとつ。安く買って高く売ること。
そして、腐ったこの国を買い叩く!
ご存知「ハゲタカ」である。このドラマも「チェイス」とテーマは異なるが、 金融のことを扱ったいわゆる社会派の作品だった。
実は、先に書いた「犬を洗うCM」以来、ずっと気になっている人なのだが。
この人のこういうところが好き♡
というのが、いまひとつ説明しにくい(汗)
大体、私の好きになる役者には共通したものがあるのだが、この人は少しタイプが違うのだ。
どんな役を演じていても、その人物になる。
なりきる、というのでも演じる、というのでもない。
その人になる。その人物が、そこにいる。
根がミーハーに出来ているせいか、好きな役者が画面に映った瞬間、盛り上がって(汗)ストーリーを見失うことがあるのだが、大森南朋さんに関しては、好きな役者(のひとり)であるにも関わらず、ほとんどそういうことが起こらなかった。
この人もまた、不思議で印象的な役者なのである。
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