「ガラスの家」第3話の感想、改めて書きたいと思います。
感想ですが、お風呂が狭いような気がします(感想じゃないですね)
ほかにも、次男に何か秘密があるような気がします(実は菜々美さんを「死ぬほど好き」とか)
あとは、月の光にあらわになっていく、今まで見えなかった心。 太陽の光ではっきり現れてくるのではなくて、月の光というところに意味があるのだろうと思うのですが、夜、街灯のないところでは、何もかもぼやっとして輪郭がはっきりしなかったりしますよね。
色も昼間とは全く違って、黒っぽく目に飛び込んできます。
満月は、まるで「空に穴が」あいたように美しいけれど、そのバランスが徐々に崩れていく。それは、これからの澁澤家と彼らを取り巻く人々の運命を物語っているようにも思えます。 丸い月が、少しずつ欠けていく様にも似て。
月が呼び起こすものは、魔性だと言われることもあるようです。
ささいなきっかけで、それは誰の心にも根を張り育っていく。
ふと、私たちの心の中にもそんな種が転がっているのかもしれない、と思った第3話でした。
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