演劇ユニット乱-run-の第二回公演、「365000の空に浮かぶ月」千秋楽を観に行ってきました。
本多劇場へ行かれた皆さんがそうであるように、当ブログのオーナーも日常の様々なことを調整して、それでも出発直前までいろいろなことに見舞われつつ慌ただしい出発となりました。
千秋楽の日、家を出るときは大雨。
途中のどの辺でしょうか、窓の外は大雪。そして東京は強風、終演後は冷たい雨(竜巻注意報が出ていたそうです)。翌日もかなり冷えこんでおりました。
当初は上京する予定ではなかったのです。
さすがに年末年始は家をあけにくいですし……
遠い(;^_^A
というのがひとつ。
つまりは…
日帰りしにくいぞ(;^_^A
というのもひとつ。
費用的なことは言うまでもないですが💦
結局は日帰りをあきらめて、友人一家のご厚意に甘えることに(本当にお世話になりました)。
ロビーにはそれぞれのメンバー宛にお花がたくさん。ごく一部を載せています。
工さんには、bayfmからも届いていましたよ。
会場内は撮影禁止なので写真はありませんが、セットは階段状になっていて奥行きもあります。
青っぽい光に浮かび上がり、あたかも月夜のよう。場内アナウンスは日替わりだったのでしょうか。千秋楽は、工さんの担当でした。演技なのか素なのか、カミカミのアナウンス💧
この物語は場面ごとに時代と空間を飛び越えるのですが、どのシーンもしっかりと線で結ばれ、観客が物語の中で迷子にならないように導いてくれます。
舞台は長崎。
ですので、台詞の端々に九州人には耳馴染みのお国言葉がちりばめられていました。それほど違和感を覚えなかったということは…きっと、ご苦労は多かっただろうと思います。
ある時は、平安時代のとあるお屋敷。かと思えば汽車の中。戦後の街であったり、第二次世界大戦のまっただ中であったり。
乱の4人も何人もの人物をその身に纏って、私たちを魅了します。
不思議な形の石を巡る終わらない物語と、託されたある約束。
時を超えて重なる人と人の絆。
まるで星座みたいだ。そんな風に感じて、少し泣きました。
ところで今回の舞台では、出演者へのお手紙を受付で預かっていただけるということになっていたので、乱の4人宛て、金沢さん宛て、そして濱田さんに短いお手紙を書きました。
お会いしたいな、と思っていた濱田さんとは少しお話出来ました。
ありがとうございます。降るような音楽に包まれて、とてもあったかい空間でした。
それから。
再演、あるいは映像化が実現するように願ってやみません。
そしてまたいつか、そんなに遠い明日ではない日に乱の舞台の幕が上がることを信じています。
乱の皆さんのご活躍を、これからもお祈りしています。
[こぼれ話]
開演前には「ダークスーツ」に出演されていた堀口ひかるさん、終演後には駿河太郎さんをお見かけしました。
太郎さんは目の前を何気ない感じで、すーっと通って行かれたので、最初「似てる人がいるなあ」としか思わず、友人に「本人だよ~」と指摘されるまで気づかなかったのでした(^_^;)
終演時刻が思ったより遅かったので、慌ただしく会場をあとにしました。
声をかけてくださった皆さん、ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしています。
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