サクライロに収録されている楽曲の中でも、この曲には特に強く魅かれた。
何度も聴いているうちに、
影を持たない石畳の街
セピア色の空
地面に斜めに突き刺さる壊れた大時計
赤い月…
などと歌詞にでてこないものまで好き勝手に妄想してしまい、不思議な世界が頭の中に展開した。
…展開したはよいが、自力では絵に描けないorz
歌詞の中にある「君」のとらえかたひとつでも、この曲のイメージはずいぶん変わる。
来るはずのない(別れた?)恋人を待っているのか、存在するかしないかわからないヒーロー(ヒロイン?)に呼びかけているのか、この世の外へ行ってしまった人への叫びなのか、あるいは祈りか。
ミステリアスで想像がかきたてられ、面白いなと感じた1曲。
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