心の追いつけない速度

音楽配信というシステムが一般的になってかなりたつが、配信されている音楽を購入するのは今でもなんとなく苦手だ。手軽に手に入りすぎて、どこか後ろめたさがつきまとう。

もちろん、配信限定のシングルやアルバムも多く存在する。聴く側が「後ろめたく」なる理由等ないのだが…CDで買うことに慣れている身としては、抵抗とまではいかずとも、そこにある種の違和感を感じずにはいられない。


配信のシステム自体は画期的だ。

すぐ聴き手に届き、作り手にとっても反応がすぐ届くという利点もあるのだろうし、想像だがマーケティングの上でもさまざまな戦略をたてやすくなりそうである。

多分、私が感じている違和感や後ろめたさというのは、ネット社会・デジタル世界の距離や時間さえ、たやすく飛び越えるスピード感に心が未だ追いつけないせいではないのか。


ブログを開設してもいるし、ネットでの買物もするし、メールのやりとりも普段の生活では、電話や手紙より頻繁だ。

そんな風に身近にあるものなのに、本当の意味で馴染んでいる感じがしない。


ブログ以外のSNSをやったことがなく、そのへんのことはよくわからないが、ブログぐらいのスピードが自分には一番あっているような気がする。