かつて
魔王君臨せり
戸惑えど逆らえど
まがまがしく微笑んでは
絆刈りとれり
光失えば
月むなしく滅するさだめなり
しかれども
影の跋扈する世を駆ける
勇者の声は今
闇を裂き
星の香を放たん
©️いつき さらさ
終わりましたね、「カラマーゾフの兄弟」。
この3ヶ月皆さんは、どんな風にこのドラマに寄り添った日々でしたか?
私は絵が描けない人なので。なんとか言葉で寄り添えないかと毎週四苦八苦しておりました。結果、作品置き場の更新がストップしましたが(再開しております)。
キャスト一人一人の、さまざまな表情と佇まいは、この先も 折にふれて思い起こすことになりそうです。 印象に残ったシーン…というより、どの回も印象に残らなかったシーンを探すほうが難しかったように思います。
工さんの瞳の表情も、とても印象に残りました。
勲と向かいあった留置場のシーン。
満の表情は柔らかく、それまでの苛立ちや絶望から解放され、
全てを受け入れた本当に穏やかで、しかも力強い眼差しのそれでした。
勲との間にあったわだかまりも、きっと消えたのでしょう。 そこにはつらい時間を共有したもの同士の、確かな絆があったのです。
最終回で特に印象に残ったシーンですが、3兄弟が揃って
黒澤邸の門を出て行く場面です。
勲、涼、が門を出た後、満が門を閉じるというこのシーン。
初回とちょうど逆の順序でしょうか(違ったかな?)
モノクロームの映像が息をのむほど美しくて
…咳き込んでました(絶賛風邪ひき中)
私にとっていろんな意味で「チェイス」は忘れられないドラマなのですけど、
「カラマーゾフの兄弟」も、そうなりそうです。
真実の扉は開かれ、勇者の声は闇を裂き、星の香りで満たされる。
3兄弟のそれぞれの未来に乾杯🍻
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