気になるあの人

デビュー作から「青の炎」までは、一作も欠かさずに読んでいる。

ホラーは観るのも読むのも得意ではないが、唯一この人の作品だけは発表が楽しみでならなかった。映画化されたものも、「黒い家」以外は観た。


その作家とは、月9ドラマ「鍵のかかった部屋」の原作者、貴志祐介である。


彼の処女作がそういう位置づけだったせいか、私にとって貴志祐介のイメージはホラー作家だ。それも手伝って「今回の月9はホラーなのか」と、第1話のオンエアを観るまで固く信じていた(汗)。「鍵のかかった部屋」はミステリーで1話完結のドラマだが、ほんのひとかけらかふたかけらぐらいの、ほのかなホラーの香りがする。

映像の光と影のバランスや、密室という閉塞感から勝手に抱いた印象に過ぎないのだが。


私のように初期の作品しか読んだことがなくても、あるいは貴志祐介の作品を知らなくても充分に楽しめるドラマなので、個人的におすすめ。もちろんホラーではないので、コワイのはちょっと…という方でも大丈夫です。