読み欲しばらく読書から離れていましたが、文庫本を持ち歩いてちょっとした空き時間に読んでいます(車酔いするので車中では読めない💧)。今は、『ターミナルタウン』・『八重子のハミング』をその日の気分で。ただ、『ターミナルタウン』は文庫ではないので(450ページほど、重たい!)家にいる時に読み進めています。年末のことが少しずつかたづき始めているので、ぼちぼち『運命に、似た恋』を広げようと思っているところです。雨のたびに冷え込んでくるみたい。今日もいい日でありますように。14Dec2016読書日和なんでもない
アプリで雑誌できるだけ物を増やしたくないと思っているだけ症候群の当ブログオーナー。姉妹ブログでも時々書いている通りで、雑誌は選んで買うようにしています。アンテナがあっちにもこっちにも向いているので、家計もさることながら置き場所にまず、困ることになりそうで。さて、先日のこと。工さんが取材を受けた「MAQUIA」の記事が面白そうだったので、アプリ購入をしてみました。 画面が小さいかと気がかりでしたが、そこはデジタル。ピンチアウトという技(?)で、拡大して読むことが出来ます。…またお写真を大きくして、地味に遊んでしまいました(お約束)。 乗物での移動が多かったり、待ち時間の多い生活をしているのであれば、数冊の本をアプリで軽々と持ち歩けるという環境は魅...25Jun2014読書日和ファンブログ的
フォトジャーナリストの眼読者のみなさまには、まだ読んでたの?と 言われてしまいそうですが(汗)、どーしても号泣してしまって なかなか読み進められないんですよね。 重くて、深くて、暖かくて。同時に自分と嫌でも向き合うことになります。 知らなかった現実が、飾りも前触れもなく目の前に差し出される。 容赦のない1冊です。本の中に出てくる、エル・サルバドルの詩人の話と「詩人戦士」の短い エピソードが、強く印象に残っています。 戦場の話と写真が多いのですが、それだけではなく日本の話も出てきます。ご存知の方も多いと思いますが、こちらで紹介されていました。 Amazonで(送料はかかりますが)1円で購入できます。 興味のある方は、是非。 14Feb2013読書日和ファンブログ的
小説「希望の国」「ドキュメンタリー小説」とも称される作品です。 園子温さんの書き下ろし。 映画のほうは10月公開ですね。 予告編だけでも心に突き刺さるものがありました。 少し前の「斎藤工務店」でこの映画について 工さんがとりあげていらっしゃいます。 また、映画ドットコムさんでも話題になっています。03Sep2012読書日和映画日和ファンブログ的
気になるあの人デビュー作から「青の炎」までは、一作も欠かさずに読んでいる。ホラーは観るのも読むのも得意ではないが、唯一この人の作品だけは発表が楽しみでならなかった。映画化されたものも、「黒い家」以外は観た。その作家とは、月9ドラマ「鍵のかかった部屋」の原作者、貴志祐介である。彼の処女作がそういう位置づけだったせいか、私にとって貴志祐介のイメージはホラー作家だ。それも手伝って「今回の月9はホラーなのか」と、第1話のオンエアを観るまで固く信じていた(汗)。「鍵のかかった部屋」はミステリーで1話完結のドラマだが、ほんのひとかけらかふたかけらぐらいの、ほのかなホラーの香りがする。映像の光と影のバランスや、密室という閉塞感から勝手に抱いた印象に過ぎないのだ...06May2012すてきびと読書日和ドラマ日和
「海に沈んだ町」読了三崎亜記の「海に沈んだ町」を読み終えた。短編小説が9編おさめられており、それぞれの物語にモノクロームの不思議な写真が添えられている。切ない話、不条理な話、ほっとする話、そして…ぞっとする話。どの物語にも喪失というテーマが見え隠れし、自分の半身のように慕っていた人が「失われた」ばかりの私には重い話もあった。「ニュータウン」という物語が、短編集の最後におさめられている。生態保存された町の話だ。喪失の物語でもあり、再生と希望の物語でもある。だから、読後感は決して暗くはならない。独特な世界観は好みの分かれるところだろうが、よろしければ。個人的にゾッとした物語→「巣箱」02May2012読書日和
気になるあの人〜2〜以前から三崎亜記さんの小説が好きで、よく読んでいる。「廃墟建築士」までの作品を読んだが、独特の世界観にとりこまれ、しばらく他の作家のものが読めなくなった。(※全くもって個人の感想です)今は地味なファン活動に没頭しているので、本を読む機会がすっかり減ってしまった。気持ちに余裕が出来たら、またあの世界の中で心を遊ばせようと思っている。02Apr2012すてきびと読書日和