He looked up at the waning moon./カラマーゾフの兄弟#4-涼-


小さい頃見あげてた

何かに似てる気がして

大好きだったんだ


だけどすぐに忘れて

次の満月が近づくまで

気にもとめなかった


やっとわかったよ

兄さんたちに似てるんだ


いつも笑ってくれる

いつも名前を呼んでくれる

兄さんたちに

よく似てるんだよ


ここからは月がよく見えないんだ

空がどこにあるのかも

わからないよ


真黒な夜しか

みえないよ


©︎いつき さらさ



今回は、予告編だけのイメージで作品を書いてみたのですが、本編を観て書き直したくなりましたf^_^; →思っていたより月が欠けていた

一応、お兄さんたちへの思いというか、私が抱いたイメージということで …

あの、スルーしてください(冷汗)


涼の抱える闇の部分は、これからもっと表面に出てくるように思います。

林遣都くんは、狂気を内包する演技がとても巧い役者さんですよね。 この方も瞳の表情が本当に印象的。 多分、初見は「QP」だったか…


この回を観ていて「うわ…汗」と思ったことがあります。

それは、今まで(多分)黒を着ることがなかった涼が、 途中でインナーに黒いシャツを着用していたということ。 象徴的です。


父のように慕っていた師を亡くして、軸が揺らぐ涼。 次第に押さえ込まれていた闇や狂気が滲みだしていくという かなり難しい役どころです(他の皆さんもそれぞれ難役です)。

涼が多分、一番変化が大きいのではないかと思います。


それとですね…画面の色調というか演出でそう見えたのかも知れないですが。

アールグレイがコーヒーにしか見えなかった(;^_^A


あとは「バカリーズムの兄弟」、今回も大笑い。

バカリズムさんが涼になってる💧


印象的だったシーン、たくさんありますが、冒頭近くの兄ふたりがもみ合うシーン。 止めに入る涼。ただならぬ緊迫感がありました。

ほっとするシーンもありましたね。 ビートルズの「ブラックバード(クロウタドリ)」が流れていた 海辺のサッカーのシーン。 歌詞は大体、こんな感じです。


真夜中に歌うクロウタドリは

傷つきながらも

人生の飛び方を覚えていく

目覚めのときを

君は待っていただけなんだ

自由になる時を

望んでいただけなんだ

そして

暗闇の中の光へ向かって飛んで行く



ちなみにクロウタドリというのは、カラスではなくツグミ科の鳥だそうです。

次回も目が離せませんね。