梅雨明けに映画を〜くらげ坊に会いに

先日「めめめのくらげ」を観てきました。


まだご覧になってない方は、ここから先は読まないほうがいいかも…

気にならない方は、どうぞごゆっくり。


公開が4月で、それから時が流れました。

もう、あんなネタやこんなネタが黙っていても大量に降ってきまして(笑)


出演者の工さん本人からだったり→江頭ネタと二役ネタ

村上隆さんからだったり→専門用語満載の製作秘話と特撮の一部種明かし

もちろんkzさんからも→音楽の話いろいろ


メイキングもiTunesで配信されてますよね。 あ、皆さんの感想は楽しく読ませていただきましたので、ご心配なく^^

ここから、内容にかなり触れながらの感想になります(ネタバレ危険)


風と夏草の香りがするような気がしました。

そして、光と闇。人々の心の変容。 何が正しいのか、意味はあるのか。


1度観ただけでは、語り尽くせない感じですね… 村上隆さんが、ぎゅうぎゅうに作品に思いをつめこんで 表現されているのがわかるので、細かいところまで観たくなるんです。

色のこだわり方というのも、絵の知識はないに等しい (日曜美術館で出てきた用語しかわかりません)私でも 「これ、どうやってこんな色にしたの」って目を奪われる シーンがありまして。

初めのシーン、覚えてらっしゃいますか? 研究所なので、工さんもすぐに登場するんですけど。 あのエネルギー雲…あれは、見たことなかったですね。 あんな風に色をつけるのか…って。 何色も何色も色を使っていて、きれいで不気味で、そこは ものすごく印象に残りました。


そして、正志たちの通学路にもなっている田んぼのそばの道。 いいですよね~夏の匂いと、ちょっと蒸し暑さも感じたりして。 そこに流れてくる風。

全編を通して、いろんな風が吹いていました。


くらげ坊、可愛かったですね。

工友さんでない友人(工さんの印象は役によって変わるらしい(^_^;))と 一緒に行ったんですけど、くらげ坊が出てきた途端、隣で小さく 「うわ~かわい~♡」って言ってましたよ。

彼女によれば「工くんって色気がある」とのこと。 …どのシーンのことなの、○○ちゃん(汗)

(→ファン目線なので、どのシーンを観ても色香を感じる私orz)


スクーターに乗ってる工さん、って新鮮だったんですけど あれ、ヴェスパなんですよね。

「ローマの休日」、「探偵物語」などの作品にも出てくるスクーター。 これは、村上隆さんのこだわりなのでしょうか。

というのも、ヴェスパってスズメバチのことなんです。

ただ、ざっくりお勉強したところでは、雄のスズメバチには あまり攻撃力はないようです。 青、っていうのは直人おじさんのイメージカラーなんでしょうか。


で、皆さんがいろいろ書いてらして、工さん本人が 「ややこしい撮影」だと言われていた、二人の直人おじさんが 登場するシーン。どんな風になってるんだろう?って 興味津々でしたが、すごい仕上がりでした(@_@)

どういう心の持っていき方をすればいいのか、ほんとにわからなくて。

違和感と恐怖、かな?一番近いのは。 ふたりとも、醸し出す雰囲気から表情までまるで違いますよね。 以前にも二役というのはありましたけれど、今回は怖かったですね…


あとは、ふれんど。ユニークでしたよね。 でも、この先どうなっていくんだろう。

個人的には、窪田正孝くんの出演がとても嬉しかったです。 工さんとの共演が多いですよね。おかげで、私も名前を覚えることが出来ました。気になる役者さんのひとりです。


また、何か思い出したら書きますね。