昼顔〜連鎖

今夜は「昼顔」第7話。


編集長役の木下ほうかさんによれば、怖い物語に発展しそうな予感。前回はそれぞれ切ない展開になり、離れていくのは平和的解決なのだ…と理解は出来ても、心に痛みを覚えました。


今回気になったのは、画伯の作品のこと。

web用の絵というオーダーで彼が描いたのは、利佳子をモティーフにしたものでした。ですが、思うように描くことが出来ません。 悩んだ末に彼は、ある手段に出ます。

このことで画伯は自分自身を追いつめることになるのでは…というのは、個人的な予想。

いつしか利佳子のことを本気で好きになった彼は、危険な恋と引き換えに画家としての自分を忘れてしまった…そう解釈するのは、早計でしょうか。


もしも画伯の作品に問題がある、と発覚すれば、当然編集長もそのままの地位でいられるかどうか疑問です。言うまでもなくネットに載せるということは、世界中からありとあらゆる視線が注がれるということ。 負の連鎖が起こりそうな気がしてなりません。


紗和と北野先生は、別れるという結論を出します。

常識的であり、そもそも不倫は「対岸の火事」でしかなかった二人です。それはとても自然な成り行きにも思えます。ですが、1度燃え上がった火は簡単には消えないもの。 体のどこかが焦げそうな想いに囚われ、身動きできなくなってしまいそうです。


はじまりは、ほんの些細なこと。

終わりは…終わらせるのは難しいこと。