She pricked the balloon./カラマーゾフの兄弟#2に寄せて-勲-

お母さん お母さん

どうして笑ってるの

どうしてそんなに悲しい顔で

笑ってるの


怖いんだ


僕の中で

真っ黒な風船が割れそうなんだ

お母さん どうすればいいの

お母さん 穴をあけないで

風船に穴をあけないで

©︎いつき さらさ


「カラマーゾフの兄弟」、今回からは兄弟ひとりひとりにスポットをあてて、その人物像を浮き彫りにしています。

勲の章。観ていて胃が痛くなりました(感情移入しすぎた汗)

なかなか本音を口に出せない、というのはドラマにおいては(原作絶賛愛読中)三兄弟に共通の性格 みたいな感じがします。


原作を読まれた方はご存知かと思うのですが 、「カラマーゾフの兄弟」というタイトルが 「カラマーゾフの三兄弟」でない理由が、実はあります。

原作を知った上で観ても面白いし 知らずに観ても、ストーリー展開に度肝を抜かれること 間違いなしです。


ドラマの中で印象に残ったセリフですが 「22歳、184㎝、72kg」かな(そこ?)


勲の後姿は、鬼気迫るものがありました。 市原隼人さん、さすがですね。

次回は満の章、になりますね。 作品作りに気合が入るじっくり観たいと思っています。