昼顔〜連鎖今夜は「昼顔」第7話。編集長役の木下ほうかさんによれば、怖い物語に発展しそうな予感。前回はそれぞれ切ない展開になり、離れていくのは平和的解決なのだ…と理解は出来ても、心に痛みを覚えました。 今回気になったのは、画伯の作品のこと。web用の絵というオーダーで彼が描いたのは、利佳子をモティーフにしたものでした。ですが、思うように描くことが出来ません。 悩んだ末に彼は、ある手段に出ます。このことで画伯は自分自身を追いつめることになるのでは…というのは、個人的な予想。いつしか利佳子のことを本気で好きになった彼は、危険な恋と引き換えに画家としての自分を忘れてしまった…そう解釈するのは、早計でしょうか。もしも画伯の作品に問題がある、と発覚すれば...27Aug2014ドラマ日和ファンブログ的
ゆるくても大丈夫以前、ある方にこんなことを言われたことがあります。「ゆるくてもいいじゃないですか、好きだとか応援したいという気持ちが大事なのだから」決まりも縛りもないのだから、大丈夫。その方の言葉に「すっ」と気持ちが軽くなりました。こうじゃなくちゃ、という方向に傾きそうになったら、まずはそれを全部忘れてみるか決めないでおく。 枠で自分を縛らない。そういう訓練を重ねておくのも大事。これは、また別の方から教わったこと。 きっちりかっちりしなくては、という時も多くあるけれど、時には力をうまく抜いていけるといいね、と笑顔で言われたような気がしています。ゆるくても大丈夫。 どうぞ、いい1週間を。24Aug2014なんでもない
昼顔〜カウントダウン青を帯びた月が吐息を揺らし僕たちは互いの孤独に溺れてゆく©️いつき さらさ今夜は「昼顔」第6話。物語は後半です。人が人に好意を寄せること自体は、前を向くエネルギーになって何かしらの支えにもなります。特に恋愛はそうですよね。うまくいっているうちは、とんでもないプラスのパワーを発揮するもの。 紗和も「化粧品変えた?」とお姑さんに訊かれるほど、醸し出す雰囲気や肌艶までが、より輝きを増していきます。 ですが、その恋は背徳。甘さや苦さだけでなく、そこに生まれるものは‘引きずり込まれるような負のパワー’であるように思います。後悔ともどかしさ。 ずっとは共にいられないことの切なさ。もっとこの時が続けばいいのに。メールぐらいなら。電話ぐらいなら。...20Aug2014ドラマ日和ファンブログ的詩人日和
昼顔〜甘い棘今夜は「昼顔」第5話。いよいよ中盤です。ドラマを毎週観ていて思うのは、“甘い棘ほど深く刺さって、抜けるときに痛みや傷を残していくんだな“と。 甘ければ甘いほど、それが実は凶器であることにも、更には刺さったことすら気づかずに、人は許されぬ恋に酔うのかも知れません。 人と人が出会うことは、ドラマの中でも語られているように本当に奇跡に等しいもの。出会えたとしても離れてしまうことも多いのです。 幸せな結末を迎えるとは限らない。 利佳子と加藤画伯の会話は、一見すると大人の男女の言葉遊び。 ですが、実は子どもの口喧嘩にも似ています。互いに惹かれ合っていても、大人ゆえに言えないこともある。逆に大人だから言ってしまうこともある。恋に限らず、私たちの...13Aug2014ドラマ日和ファンブログ的
昼顔〜ほんとうの顔個人的には、伊藤歩さんが好きなので「(役柄上)いつか壊れてしまうんじゃ」と今から気になって仕方がありません…ちょっとクセのある、だけどそうと感じさせない不思議な魅力がある女優さんです。鈴を振るような声が素敵。工さんとは、「最上のプロポーズ」で共演しています。(新さんとのCMもよく流れてますよね) 紗和のモノローグは、毎週揺れ動いています。画伯のアトリエで水面が揺れていましたが、まさにそんなイメージ。モノローグとは、言わば観客に向けた噓のない告白のようなもの。他の登場人物には決して聞こえることがない「本音」です。物語が進むにつれ、北野先生の妻に対する感情も少しずつ描かれていきます。結婚しても、お仕事上旧姓を使っている方は(そして家庭も...06Aug2014ドラマ日和ファンブログ的